■ ラクしてできる資産運用 ■
お金をただ持っているだけならインフレに負けてしまいます、正確なお金の知識をつけることは豊かなシニアライフを送る上で必須です。
私のファイナンシャルプランナーとしての知識を、できるだけ分かりやすく解説します。
資産運用の話と言うと、持ってるお金をいかに増やすかという話ばかりが取り上げられますが、定年退職者にとっては自分の資産をいかに活用して自分の老後を幸せにするかというのはとても重要です。 そのために大事な、以下8つの事柄を解説します。 ・幸せ老…
多くの人が購入する投資信託に関しては「買うべき商品」「買ってはいけない商品」がほぼ決着しています。 誰もが購入の際に参考にする、ランキングの見方についてご紹介しています。 (1) ランキングは発信者が大事 売れ筋ランキングはもちろん人気を表してる…
世界の株式市場では株高が続いていますが、この先心配なのはインフレ。 年金生活者がインフレに弱いのは古今東西共通で、備えは必要です。 インフレになっても働き盛りであれば、給料もどんどん上がり困窮することはありませんが、収入の限られる定年退職者…
今年も「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」を投票する季節がやってきました。 今回私が投票したのは、MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 (2559)でした。 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信は、私のようなシニア投資家から…
そもそも定年退職後も資産運用は必要なんでしょうか。。私の答えはYesです。 定年後の人生は長く、今後の人生ではインフレに備える必要があり、そのためには最低限の資産運用をする必要があります。 投資手法をざっくり2つに分けると、アクティブ型とパッシ…
意外に知られていない地味だけど優れた金融商品が「個人向け国債」です。 個人向け国債は、個人だけが購入でき、元本割れしない安心を提供するとても素晴らしい商品です。 個人向け国債のメリットとしては、次のことが言えます。 ・最も安全な資産である ・…
今年定年退職をされたみなさん、長い間のサラリーマン生活お疲れさまでした。 退職金で資産運用デビューをする人にとっては、今年は千載一遇のチャンスかもしれません。 株式相場、これまで長らく基本的に株価が右肩で上がりで上がってきましたが、リーマン…
わたし達の大切な年金積立金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)資産構成を大きく見直し海外シフトを強めました。 GPIFは四半期ごとに成績を報告しています。 もちろん価格変動のあるものに投資するので、マイナスが出るときもプラスが出…
退職金を元手に初めて株式投資を始めた人が直面するのが毎日の株価に一喜一憂する毎日です。 そんな中でも、落ち着いていられるのは低コストの投資信託などを使って、世界に幅広く分散投資しているインデックス投資家です。 株が下がった時こそなんとか退場…
これまでありそうでなかったものが、証券会社による定率の取り崩しサービスです。 楽天証券が始めた新しいサービス、「投信定期売却サービス」を例に、私のような定年退職者が「運用しながら取り崩す」場合の投資戦略を解説します。 取崩し方法は3種類 「定…
今回ご紹介する本は、講演会講師として人気の高い経済コラムニストの大江英樹さんの著書『資産寿命 人生100年時代のお金の「長寿術」』です。 年金不安に負けない、資産を"延命"する方法を伝授するという謳い文句ですが、大江さんご自身がすでに定年後生活に…
個人投資家に人気の高い投資信託販売会社の三菱UFJ国際投信株式会社が、「グローバル株式に分散投資する上場投資信託(ETF)の手数料を世界最低とする」と意気込んで、MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の東証上場を発表しました。 低迷のつづく…
今回紹介する本は、わたしが高校生の時にぜひ読みたかった「マネーリテラシー」に関する本です。 ファイナンシャルプランナーとして、周りの人たちと接していて、つくづく感じるのはお金の知識がないと、騙されたりいらぬ苦労をしたりと、生活の質が下がると…
投資に関心のある人なら誰でも知っているリーマンショック。 その原因が、サブプライムローンというアメリカの低所得者向けの住宅ローンであることはご存知だと思います。 しかし多くの投資家さんも、低所得者に住宅ローンを貸すことが大手の投資銀行が倒産…
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」(以下ファンドオブザイヤーという。)が始まり、わたしも投資に関するブログを書く一人として、一票を投じました。 資産を積み上げるフェーズではなく、投資の出口戦略の時期に入った個人投資家として、重要…
個人投資家の投資環境向上を引っ張るのが、投信ブロガーたちで、その頂上決戦とも言えるのがファンドオブザイヤーです。 正式名称は長い「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」ですが、ブログで情報発信する個人投資家のイベントです。 そのポイン…
参議院選挙後に先送りされていた年金の財政検証結果が発表されました。 財政検証では様々なシナリオについて検討されていますが、結果をザクッと総括すれば、「ほとんどの場合で所得代替率50%は守れる」ということです。 公的年金は破綻しません! 「定年退…
現役時代の「老後の資産形成のための資産運用」と「幸せな老後をおくるための資産運用」は異なります 定年後の資産運用の最大の敵はインフレと認知症です。 老後の資産運用の場合は、大きな損をしてしまうと取り返す時間がなくなりますのでリスクを抑えなが…
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは、日本を除く世界主要先進国の株式に投資することにより、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざす低コスト投資信託です。 なんと言っても低コストが…
悠々自適というというかつての定年退職者のイメージは大きく変わりました。平成の間に寿命は5年伸び、退職金は1000万円下がりました。これからは自分で考えながら定年退職ライフを作っていかないといけない時代です。 少子高齢化の問題を抱える年金も、自分…
世の中にあふれる金融商品、特に店頭型証券でよく売られている金融商品の多くは買ってはいけない商品です。 テーマ型投資信託、毎月分配型の投資信託、高金利商品、ラップ口座、貯蓄性の外貨建て保険などがいかにダメなのか解説してみました。
定年退職し退職金で投資デビューをしようとすると、投資信託がまず目に浮かびます。 投資信託によく似た仕組みにETFがあり、低コストで流動性にも優れることから、こちらがおすすめです。
VTは大変優れた投資商品です。これ一つで米国を含む全世界の株式市場に幅広く投資できます。圧倒的に低コストでボリュームが大きく繰上償還の心配がありません。定年退職者などが投資をするには最適な商品の一つだと思います。定年退職者である私自身がポー…
投資に興味のある人なら誰でも知っている大富豪ジム・ロジャースへのインタビューをもとに発行された「お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する (PHP新書)」を紹介します。 彼は大の日本好きとして知られていますが、借金が膨大で少子化が…
金融庁が各地で開催している「つみたてNISA Meetup」愛称「つみっぷ」は、無料で受けられる実践的な投資教育です。今回自分が参加して講師の素晴らしさや金融庁の姿勢なと得るものが大きく、多くの投資初心者にオススメしたいと強く感じました。
年金の積立金を運用するGPIFが大きな損を出したとして大騒ぎをしている人たちがいます。 今回の騒ぎを反面教師に、賢い投資家になるにはどうすればいいか考えましたが、その答えは人間の本能を理解し、事実(FACT)に基づいたファクトフルな行動ができるように…
定年後、いつかは迎える人生の最後は、なかなか思うようになりません。その不確実性がシニア世代の資産運用を難しくしていますが、少しの準備で大きく状況を改善できます。金融資産を取り崩しながら運用する、金融資産をシンプルにするなど少しだけ準備を始…
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018初めて参加しました。 今回の1位はeMAXIS Slim 先進国株式。 MSCI KOKUSAI インデックス(円換算ベース)と連動する投資成果をめざして運用を行うインデックスファンドで、先進国の株式に非常に低コストで投資で…
インデックス投資では、定期的なリバランスが必要です。昨年来の株安で絶好の買い場となっている2019年1月にリバランスしたのでポートフォリオを公開します。今回実感したのは値が下がるほど株は美味しいということでした。
インデックス投資では、時間の経過とともに相場が変動し、当初決定した資産配分が変わっていきます。 そこで、定期的にその資産配分の比率を計画どおりに修正する必要がありますが、その資産の再配分をリバランスといいます。 年末年始、時間のあるときに改…