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四国遍路は定年退職者をリセットする旅だった

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みなさんこんにちは。

安井宏@定年退職FPです。

皆さんは四国遍路というのを知っていますか。

四国にある弘法大師ゆかりの八十八ヶ所の霊場を回る庶民信仰の旅です。

しかし信仰心がなかったとしても、コロナ禍の中における定年退職者の旅行として最適なので、その理由とともにご紹介します。

 

+++目次+++

 

1. 四国遍路とは

四国遍路とは四国にある八十八ヶ所の霊場を巡ることによって、煩悩が消えて願いが叶うという庶民信仰の行いです。

徳島阿波からスタートし、高知土佐、愛媛伊予、香川讃岐と四国の中での行程は1450kmに及び、最後に高野山に向かいます。

海外では、世界文化遺産にも指定されているサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路が有名ですが、いわばその日本版です。

コロナ以前は、海外からの参加者も多く、英語のガイドブックなども出ていましたが、現在は参加者も少なく、定年退職者を含む高齢者が主流のようです。

 

2. 退職者にとっての四国遍路

元々は弘法大師を信仰する人たちによる庶民信仰からスタートしていますが、現在の定年退職者をめぐる状況を考えと是非おすすめしたい旅行ルートです。

コロナ前は、定年になれば夫婦で海外旅行というのが定番でした。

しかしながらコロナのおかげでなかなか海外には行けず、国内旅行もGoToトラベルがあったりなかったりと、なかなか行き先に困ります。

四国遍路は宗教的な要素のあるイベントではありますが、難しく考えず、大人のオリエンテーリングと考えれば定年退職者に最適です。 

なぜなら八十八箇所も行くところがあり、交通手段にもよりますが徒歩だと2ヶ月近く、バスなどを利用しても10日はかかるという長い日々を費やして回るというのが四国遍路の醍醐味です。

四国には、歩く巡礼者を地元の人達が丁寧にもてなす「お接待文化」というのもあり、地元の人達と触れ合いながら、これまでのサラリーマン人生を振り返るのいい機会となります。

 

3. 四国遍路の回り方

四国遍路の回り方は人さまざまです。

一番ベーシックで時間もかかってオススメなのが一人で徒歩で歩くことです。

全行程1450 km と言うと、とても大変なように感じますが、一歩一歩前に進めばいつかは終着点に到達します。

歩き遍路では40-50日かかりますが、その間も家の近所の散歩と違い次々と景色が変わります。

また88ヶ所の霊場はその途中では色々な人たちとの交流があります

四国遍路は「尋ね歩きの旅」とも言われ、沿道の住民と関わり合うことが特徴となっています。

先達と言われる経験者からお話を聞いたり、お接待という地元の人の好意を受けながらお話をしたり、またまた地元の美味しい食事をしたりといったことができます。

コロナ前はバスツアーで参加する人が多かったようですが、密になるバスツアーを避け、マイカーで回る人が増えているようです。

現役で時間のないときと違い、定年後に有り余る体力と、まだまだ体力が残っているなら、歩き遍路がおすすめであるのは言うまでもありません。

 

4. 定年退職者の心のチェンジの場

サラリーマンを定年退職すると良くも悪くも環境が激変します。

これまでのように部下に指示だけをしていれば物事が進むことはもうありません。

これからは一人で何でもして自立して生きていかねばなりません

四国遍路は、その心のスイッチを切り替えるのに適した時間と刺激を与えてくれます。

年金未納問題で民主党代表を辞任した菅直人元首相が、四国八十八カ所遍路の旅に出たのは有名な話です。

歩きながらあるいは霊場で手を合わせながら、様々なことを考えることによって「サラリーマン時代に悩んでいたことがいかに小さいことか」というのに気付かされるのが最大の四国遍路の効用です。

 

まとめ

春と秋は四国遍路に出かけるベストシーズンです。

人混みを避け一人静かに四国を回ってみるのはいかがでしょうか。 

 

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