みなさんこんにちわ
安井宏@定年退職FPです。
わたくし現在61歳で、十分老人なのですが、まだまだ未熟者です。
コンビニのレジなどで、前に並ぶ高齢者がお金を出すのが遅く、会計に時間がかかっていると思わずイラッとしてしまいます。
レジ前の渋滞をなくし、またご本人も得をする方法、それがキャッシュレス決済です。
あなたもこの記事を読んで、キャッシュレス決済に挑戦してみませんか。
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支払いでまごつく老人たち
twitterなど、若い利用者が多いコミュニティでは、老害に対する指摘が多く、正直あたってるだけに同じ高齢者として耳が痛いです。
いわく、レジで横入りする、お金を出すのが遅くて恐ろしく時間がかかる、すぐにキレる、公共の場で声が大きい、自分が悪くても謝らない。などなど
特に、みんなが急いでいるコンビニやカフェのレジの会計でまごつくのは、高齢者の特徴かもしれません。
これは後ろに並ぶ人にとって迷惑だけでなく、ご自身にとっても大変なことです。
後ろからのプレッシャは、十分に感じていながらも若い頃のように計算が早くできないので時間がかかります。
また、計算ができないのでなんでも大きな金額のお札で支払うようになると、小銭が家にあふれるようになり、最近の銀行は両替に冷たいので、始末に困ったりします。
今後は現金入手も大変になる
現金派の老人が困るのは、これからはキャッシュカードで現金を下ろすのもひと苦労だとということです。
いまは年金でもなんでも銀行振込なので、近くの銀行でキャッシュカードを使って現金をおろしていると思います。
しかし、収益に苦しむ銀行ではATMの維持が大問題になっており、台数を削減する方向です。
また、コンビニのATMも銀行によってはバカにならない手数料を取られるようになります。
今後は現金の取り扱いは、時間がかかるだけでなく不便で損をするものだという認識を持ちましょう。
スマートな支払いはキャッシュレス
今はまだ現金が主流でも、世の中はだんだんとキャッシュレス社会になっていきます。
キャッシュレス決済の場合は、決済が瞬時に終わるほか、かならず履歴が残るので、使いすぎを予防する効果もあります。
まずはクレジットカードを持つ
キャッシレス決済の方法は様々で、事前に入金が必要だったり、銀行からオートチャージなどいろいろありますが、一番便利なのはクレジットカード払いですね。
QRコード決済でもPayPayや楽天Payなど、最終的にクレジットカードで払えるものが多いので、まずはクレジットカードを持ちましょう。
年会費無料で、楽天payなどとも相性のいい、楽天カードがおすすめです。
次の、QRコード決済に進む前に、まずはクレジットカードでキャッシュレスの快適さを感じてみましょう。
クレジットカードは大きな金額でないと使えないと思ってる人もいるようですが、そんな事はありません。
最近はQRコード決済ばかりのわたしでも、最近までコンビニでおにぎり一つ買うのでもクレジットカード使ってました。
レジ前で小銭を出すのに手間取るより、クレジットカードで支払うほうが、お店の人にもずっと喜ばれますよ。
スマホを持ったらアプリを入れる
最近は高齢者もガラケーからスマホに移ってきているようで、少し古いですが「2017年シニアのスマートフォン利用に関する調査」によるとスマホ所有率は48.2%、2016年より9.7ポイント増とのことで、いまなら軽く6割以上の高齢者がスマホを持っているでしょう。
スマホがあれば、無料でアプリをダウンロードし、簡単な登録を済ますだけでQRコード決済が使えます。
キャッシュレスはお得
クレジットカードの競争は一段落
クレジットカードを使うと、ポイントが貯まり実質0.5%から1.5%ほど得をすることは広く知られています。
クレジット業界も過去には、お得度を競い合い、高い還元率などで競争していましたが、いまは競争も一段落しているので各社の差異は、むしろ使い勝手に移っています。
QRコード決済は熾烈なバラマキ合戦
最近出てきた、QRコード決済では、自社のシステムを普及させるために大判振舞をしています。
一例を上げると、2018年12月4日からキャッシュレス決済のひとつ、PayPayでは100億円キャンペーンと銘打ち、支払いの20%還元策を期間限定で打ち出しました。
このキャンペーンが100億使い果たすと、今度はLINE Payが追従するなどまさに戦国時代です。
10万円のパソコンを買えば2万円還元になるほか、コンビニで普段値引きのないタバコを買えば実質20%お得です。
キャッシレス決済は、楽天・Lineなど各種の会社が殺到している分野で、各社ともシェア獲得のために、様々な優遇策を打ち出しており、知っているだけで得をすることがいっぱいあります。
消費税引き上げに合わせて、キャッシュレス決済が普及する頃までお得なキャンペーンが各社から出てくるので、早く慣れてしまいましょう。
新しい取り組みが脳を活性化
高齢になると変なプライドが邪魔をして、若者に教えてもらうのを躊躇したり、できないことにチャレンジするより、開き直る人が増えてきます。
人間の脳は、新しいことにチャレンジすることで活性化します。
かつて、脳トレなどが流行りましたが、使うことでお得になるキャッシュレス決済にチャレンジするほうが、遥かに刺激が強いです。
まとめ
政府が消費税対策で打ち出したキャッシュレス決済での還元策なども有り、今後は高齢者の間でも、キャッシュレスが普及するかもしれません。
しかし、お得なキャンペーンが乱発される早い段階から慣れておくのが賢い消費者です。
ほんの僅かな勇気を持って、はじめの一歩を踏み出してみましょう。