みなさんこんにちは
安井宏@定年退職 FPです。
来年消費税が上がる時に、キャッシュレス決済なら消費税分2%をポイントで還元するようです。
直前になって準備をしても間に合わないので早い段階から準備しましょう。
することは「クレジットカードを持つこと」と「QRコード決済に慣れる」ことの2つだけです。
+++もくじ+++
まずはクレジットカードをもつ
キャッシュレスといえば、まずはクレジットカードです。
現金派の人は、ついつい使いすぎるとかお金の管理ができないと言いますが、いつ何に使ったか明細がわかり、不正利用されても補償のあるクレジットカードは、キャッシュレス時代の王道です。
マグドナルドやスタバで使えます
クレジットカードは高額商品を買うときに使うというイメージがありますが古い常識です。
クレジットカードは、いま最も使える場所の多いキャッシュレスなんです。
わたしは100円のものをコンビニで買うときでも、クレジットカードを使っています。
クレジットカードを使うと先方が損をするイメージがありますが、実際には現金を扱うコストというのは結構大きく、その手間がなくなり精算もスピーディなので先方も実は大歓迎です
小さな商店などで、それを知らずに現金にこだわっているところもあります。
しかし、事業者の負担の小さいQRコード決済が急速に普及しており、来年の消費税還元を契機に一気に日本もキャッシュレス社会になるのは間違いありません。
クレジットカードのお得
クレジットカードの利用ではカードの種類にもよりますが、おおむね1%前後のポイントがつき、実質的に割引になります。
1回の買い物では大したことはありませんが年間を通じれば、大きなお得になります。
毎日の買い物だけでなく、電気・ガス・水道など銀行引き落としで支払っているものも、クレジットカード払いに変更すれば知らない間にポイントが貯まります。
そのほかにもクレジットカード会社は様々な工夫をこらしています。
一番人気の楽天カードであれば、楽天市場で買い物をすれば得られるポイントが2倍になるなどの特典があります。
クレジットカードは2枚持ちがオススメ
最近はクレジットカード会社のセキュリティが厳しいです。
ちょっとした「普段と違う使い方をした」などの情報で、異常感知として一時的に使えなくなったりします。
もちろんメールや電話で連絡があり、本人が使用した確認が取れれば利用再開となるのですが、支払いレジの前でこれをやるのは大変です。
ぜひ、複数のカードをもちましょう。
オススメは、最も普及しているクレジットカードである楽天カードと、もう一枚は信用ある銀行系カードを持つことです。
いずれのカードにも、VISA、MASTER、JCBのブランドが付いています。
海外旅行などで使えないリスクを避けるため、2枚は別々のブランドのものを選びましょう。
QRコード決済にも慣れよう
クレジットカードを持ったら、次に挑戦すべきはQR コード決済です。
コンビニで言えばローソンで広く使えたのですが、ファミリーマートも各種のQRコード決済導入を発表と目まぐるしく情勢が変わっています。
中国がこれでキャッシュレス社会になったのは有名ですが、日本でも楽天やLINE、ヤフーなど次々と参入してきています。
この分野の進展はものすごく早く、このブログを書いている間にも新しいサービスで出てくるほどの勢いです。
今のところ多くの規格があり、どこが優勢になるかはよくわかっていませんが、普段お使いのサービスの延長のものから使い始めましょう。
でも次々と試すのは大変なので、みなさんがお使いのサービスの延長で試してみるのがおすすめです。
LINE Pay
例えば奥様やお子様とのコミュニケーションに LINE を使ってるとすれば LINE Payを試してみましょう。
事前に入金するタイプのですが、ローソンなどでQRコードで決済できます。
友達同士でLINEで連絡をとっているのであれば LINE Payがあれば居酒屋で割り勘をする時でも簡単にお金が送れます。
使い慣れたLINEで、簡単に送金手数料無料でお金を送れるのは便利で一度使い慣れたらやめられません。
楽天ペイ
もしあなたが楽天証券を使っている、あるいは楽天市場をよく使うという楽天ファンなら楽天ペイがおすすめです。
楽天ペイは、楽天カードの楽天スーパーポイントを消費するためのサービスともいえます。
特に使いにくい期間限定ポイントがつかえるのは大きな利点で、有効期限切れで失効する前に簡単に消費できます。
楽天ペイもQR コードですがLINE Payと違いクレジットカードに紐付いているので、あらかじめお金を入金する必要はありません。
ローソンやマグドナルドで小額でも使えるので一度使い始めたら、ごそごそ小銭を出す生活には戻れません。
まとめ
政府のキャッシュレス推進の背景には、先進国の中で現金決済の比率が高い現状を改め、オリンピックを機会に日本に来る外国人の利便性向上のためにもキャッシュレス比率を引き上げたい政府の意向があります。
消費税のことを考えなかったとしても、キャッシュレスがポイントや割引などの形で少しずつ得することが多いです。
1回ずつのお得は1パーセントや2パーセントと言った小さなものですが、塵も積もれば山になるということです。
ぜひ早い段階でキャッシュレスに慣れていただきたいと思います。
高齢者がレジで小銭を出すのに手間取り、後ろの方をイライラさせるのは格好悪いですよね。
ましてや、すぐに計算できないからと毎回高額紙幣を出し硬貨をいつもじゃらじゃら持家に硬貨を大量に死蔵させているのは最悪です。
どのクレジットカード、どのQR決済を選ぶにせよ、手続きはたった一回だけです。
もう現金信仰はやめて、自分に合ったキャッシュレス生活を始めましょう。
これが素敵なシニアライフを幸せに送るためにできる、最も手っ取り早くて効果的な近道です。
定年後は終わった人ではなく、キャッシュレスを使いこなしてスマートに暮らす素敵なシニアになりましょう。