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故人のネット口座の探し方、パスワードが分からなくてもお金は取り戻せます。

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みなさんこんにちは

安井宏@定年退職FPです。 

ブログの読者の方から「故人のネット口座の探し方」についてご質問をいただきました。

死にまつわることを口にするのは縁起でもないですが、誰にでも起こりうることなので知識として知っておくことは大切です。

 

+++目次+++

 

読者の方からのご質問

私には独身貴族の息子がいますが、一人で冬山に登ったりして危険なことばかりしています。

息子はネットが得意であらゆるものをネットで完結させているようです。
この子が死んだ時には親として葬式だけではなく、金融機関の口座の整理などもしないといけません。
この子の銀行口座がどこにあるか、どうやって調べたらいいのか分かりません。

もしご存知でしたら教えてください。 

ご質問いただき、ありがとうございます。

  

ネット口座の探し方

ネットで取引する銀行や証券会社では、通帳やカードが作られないことも多いため、普通の銀行のように遺品整理をしてたら通帳が見つかり口座の存在に気づいたということも難しくやっかいです。

通帳やキャッシュカードがない場合でも、次のような方法で探すことが出来ます。

  

パソコン・スマホを調べる

ネット銀行やネット証券の取引はインターネット上で行われますので、「ブックマーク」や「お気に入り」にネット銀行のサイトが登録されているかもしれません。

メールでの宣伝や取引の案内は頻繁に送ってきますので、パソコンやスマホに届いたメールを確認することで取引している金融機関が判明するかもしれません。

 

リアル銀行口座の出入金を調べる

ネット金融機関といえども、最初の入金を銀行振込ですることはよくあります。

また、ネット証券会社で管理している株式などの配当金が口座に振り込まれることもあります。

少なくとも勤務先に聞けば、給料の振込口座のある銀行は判明するでしょうから取引履歴の開示請求をして、その口座の出入金記録を丹念に見てみましょう。

 

口座開設時の郵便物を探す

ネット銀行やネット証券では、通帳など無しで普段の取引が行われてますが、口座開設のときには、本人確認などのため郵便物が送られてきます。

遺品を整理する際に、金融機関から送られてきた書類がないか調べましょう。

口座の存在だけでも確認できればあとは電話と郵送で手続きは進めていけます。

 

暗号デバイス・アプリを探す

ネット金融機関によっては、取引実行時のセキュリティを高めるため下の写真のような使い捨ての暗号を生成するデバイス(小型の機械)を配布している例も多いです。

小さいな液晶画面がついてる機械がないか確認しましょう。

金融機関によっては、デバイスの代わりにスマホのアプリの場合もあります、スマホ画面が見れるならそこも調べましょう。

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確定申告書を調べる

遺品の中に税務申告の関係書類がないかを確認しましょう。
故人が生前に確定申告をしているような場合は、証拠書類の5年保存義務があることから紙の書類を残している可能性が高いです。

確定申告書類に、金融機関ごとの利益や繰越損失の情報が残されていれば取引金融機関がわかります。

  

金融機関を確定すればパスワード不要

ネットの金融機関であっても、口座の存在さえ確認できればあとは通常の金融機関と同じく手続きができます。

この場合、故人の口座を相続してから解約するため、本人引き出しで必要なIDとパスワードは必要ありません。

サポートデスクに「相続手続きをしたい」と問い合わせ、指示に従いましょう。 

一般的には「自分が相続人であること」と「被相続人が亡くなったこと」を証明しないと、金融機関に相手にしてもらえません。

質問者の場合は、息子さんが独身貴族とのことなので、妻と子がいないと思われます。
その場合の相続人は、直系尊属である父親・母親になります。 

  

まとめ

インターネット全盛時代になって、通帳やはんこが消えつつあります。

今回は、そんな場合でも口座を探し、パスワードが分からなくてもお金を取り戻す方法をご紹介しました。

 

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