みなさんこんにちわ、安井宏@定年退職ブログです。
定年退職を契機に会社関係の人との繋がりが薄くなってきます。
後輩たちは口では「いつでも来てください」と言うけれど、真に受けて行くと白い目で見られるのは間違いないでしょう。
定年退職したら頭を切り替えて「新しい友人」を作りましょう。
新しい友人関係を作るための方法はいろいろありますが、鉄則はひとつだけです。
現役時代の地位や成功体験を忘れて、とにかく動け!です。
+++もくじ+++
- 人は年を取るほど友人を作りにくくなる
- まずは一言こちらから声かけ
- 声がかかれば断らない
- イベントに積極的に出よう
- 趣味を持つ
- 一人旅をしよう
- とにかく新しいものに好奇心を持つ
- ブログを始めよう
- 少しでも働いてみること
- まとめ
人は年を取るほど友人を作りにくくなる
東洋経済オンラインに出ていた記事のサブタイトルですが、なかなか定年退職世代には厳しい話ですね。
歳を重ねれば重ねるほど、友人は作りにくくなります。
定年退職直後の、体が元気な今こそ、新しい友人を作る最適の時期です。
まずは一言こちらから声かけ
友人を作るにはまずきっかけがいりますが、なかなか定年退職世代の男性たちは新しい友人を作るのが苦手です。
しかしながら、きっかけはこちらから行きましょう。
先方から声をかけてもらえるの待っていたらどんどん時間が過ぎてしまいます。
「今日はどちらから来られてますか」「よくこのお店に来られますか」「いつもこのイベントに参加されますか」なんでもいいですが、まずはこちらから言わないと始まりません。
友人づくりの最低限の積極性です。
声がかかれば断らない
定年退職当初は、同窓会や会社の OB 会など様々なお誘いがかかると思います。
お誘いがあっても断り続けていると、いつしか誰もあなたのことを覚えていなくなります。
そんな会合に行っても仕方がないと思っても、少なくとも一回は断らずに何でも参加してみましょう。
思わぬ出会いや気づきがあるかもしれません。
イベントに積極的に出よう
様々なイベントは新しい友人を作る絶好の機会です。
イベントで共通の体験を共有することによって、話題もできます。
イベントに参加して、興奮も冷めやらぬまま一緒に居酒屋で盛り上がるとかいうのもよくある話です。
家にこもっていては新しい友人はできません。
私のおすすめはアウトドアイベントですが、それに限らず街に出て人と知り合う機会を探しましょう。
市町村や電鉄会社などが、〇〇ウォーキングといったハイキングや見学会をよく主催しています。
これなどはいいきっかけです、人は向かい合って会って話すと緊張しますが、同じ方向を向いて歩いていると、ハードルが下がり自然に話ができます。
趣味を持つ
どんな趣味でも結構ですが、共通の趣味があれば人と知り合う機会ができますし、その後も話が盛り上がります。
共通の趣味を持っていれば、年齢や性別を問わずに話ができるようになります。
俺は趣味はないよという方は、市役所や町内会などが主催しているカルチャーセンター・シルバーカレッジなどを恥ずかしがらずに、一度は覗いてみるのをオススメします。
どんな市区町村にでも、お祭りや何かの催しものがあるので、ホームページや配布される広報誌で地元の行事などの情報を集めてみるという方法もあります。
趣味を持てば同好会などが年末に忘年会などを開いてくれるのはよくあることです。
普段は同好会に入っても隅で聞いているだけだったとしても、忘年会などをきっかけに新しい友人ができることもあります。
一人旅をしよう
私は一人旅が趣味です。
旅行は二人で行くのがコストパフォーマンスがいいのですが、同行者がいると新しい友人ができることはまずありません。
国内でも海外でも一人旅をしている人は結構いて、そんな人達同士は結構話が合うものです。
海外旅行で一人旅の人に会った時は、どこが面白かったとか今までどんな国に行ったのとかいうことで話が盛り上がります。
一人旅の人同士では、特に夕食を一人でとるのは辛いという人も多く、すぐに打ち解けて一緒に食事をするようになります。
私は国内ではキャンピングカーで一人旅をすることも多いのですが、道の駅などで同じように一人旅をしている人達とキャンピングカー内部を見せ合ったり、近所の温泉の情報交換などをすることで新しい交流関係が生まれます。
とにかく新しいものに好奇心を持つ
どんなきっかけで新しい友人ができるかわかりません。
新しいイベントや交流会パーティー、町内会・マンションの管理組合なんでもいいですが、新しいものに興味を持ち参加することで、友人を作る機会ができます。
好奇心があれば新しい友人ができ、そのときに喋るネタができます。
新しいお店ができた、新しいバス路線ができた、いつもの電車の路線に新しい車両が入った、ラーメン屋に新メニューができたなど、雑多なもの新しいものに目を向けましょう。
図書館や書店に行って、雑誌のコーナーで表紙も中身も見ずに、右から3番目とか左から全部とかいった機械的順番で雑誌を見てみるのも面白いです。
自分とは全く関係ない年齢向けだったり、見たこともない趣味の本だったり新しい発見がありますよ。
漠然と好奇心を持つと行っても難しいかもしれません。ブログを書くと自然に毎日ネタを探そうとします。好奇心を無理やり奮い立たせるのに都合が良いですよ。
ブログを始めよう
友人といえば face to face で作るだけではありません。
ネットを通じた「ゆるい繋がり」から新しい友人が生まれることもあります。
ブログを始めれば思わずコメントをもらい、それをきっかけにどこかで一度会ってみましょうということにもなりかねません。
ブログを開設すると、いろんなものに興味を持って調べようという意欲が湧いてきます。
それが好奇心を刺激し、話題が豊富になるという好循環となって新しい友人づくりのチャンスが広がります。
私自身がそうですが、ブログ自体の楽しみだけではなく、ブログのいわば副作用で新しい友人が増えていくのは楽しいですよ。
毎日顔を合わす近所の友人というのはとてもいいですが、ネットの中でゆるくつながっている人があれば、たまたま旅行などでその人の近所に行った時に声をかけて会ってみたりするのもいいですよ。
ネットで交流している人と会った時は、初対面にも関わらずまるで昔から知っていたように話が盛り上がるのが特徴です。
これからはそんな新しい繋がり方もいいのではないでしょうか。
少しでも働いてみること
定年退職したあなたに働くことを勧めるのもいかがかとは思いますが、わずかであってもお金をもらうと緊張感が違います。
現役時代のようにバリバリ働かなくても、シルバー人材センターでも何でもいいので、わずかでもお金を稼ぐことをすれば、新しい職場の仲間ができ一石二鳥です。
現役時代と違うので嫌なら辞めればいいです。
働くことを通じて仲間を見つけるというのは、むしろ仕事を生きがいにしてきたあなたにとって非常にハードルの低い方法でしょう。
まとめ
定年後の関心事項は、お金と健康に加えて「社会的つながり」だと言われています。
会社一筋でやってきた人たちは自分の交友関係の大半が会社関係だと思います。
もちろんその人たちを積極的に離れることはありませんが、時間とともに交流がなくなり一緒にゴルフに行ってたのが、年賀状だけになりやがて年賀状も途切れたりしてきます。
過去の友人を追うだけではなく積極的に新しい友人を作りましょう。
利害関係が絡まない知人友人を作り、会社生活が終わった後の人生の宴を楽しみましょう。
若い頃と違って親友でなくても結構です、知り合いプラスアルファの友人がたくさんできれば定年退職後のワクワクするような楽しい生活の一助となるでしょう。
何事も動かないと始まりません、あなたの人生で今日がいちばん若いです。今日からまずは行動してみましょう。