みなさんこんにちは
安井宏@定年退職FPです。
だんだん世の中がキャッシュレスになってきましたね。
それも高額品をクレジットカードで決済したり、おサイフケータイに使われる FeliCa などの通信と違い、アプリを取得するだけでスマートフォンで端末に依存せず利用できるのが楽天ペイの特徴です。
コンビニでおにぎり一つでもキャッシュレスになりつつあります。
定年退職世代は現金志向が強いと言われますが、銀行の支店がどんどんなくなる世の中、そろそろキャッシュレスの波にのってみませんか。
+++目次+++
銀行支店削減でだんだん現金が不便になる
金融庁の資料によれば地域の銀行106行のうちが半数の54行が本業の赤字となっているとのこと。
低金利やフィンテックと言われるイノベーションにより、行員の大量リストラや支店の統合が相次いでいます。
支店が統合され、歩いて行ける距離に銀行の支店がなくなるというのは、これから普通の風景になっていきます
今のうちからキャッシュレスに慣れておくことが、定年退職世代にとって質の高い生活を維持するために必要です。
日本人の現金志向は有名ですが、政府においても東京オリンピックなどを契機にキャッシュレスの比率を高めようとしています。
経済産業省はキャッシュレス決済の割合を、現行の20%弱から27年までに40%まで引き上げる目標を設定しています。
中国が最先進国のキャッシュレス
日本のデンソーが部品の管理のために発明したQR コードですが、これを使ったキャッシュレスの決済で最先端を言っているのは日本ではなく中国です。
アリババグループの「アリペイ」やテンセントの「ウィーチャットペイ」など、ここ数年でコード決済の店頭導入が急速に進んでいます。
中国では街角の八百屋さんでもタクシーでもスマホを使った、QR コードの決済が普通になりつつあります。
日本のQRコード統一の動き
日本でも楽天が展開する楽天ペイや、 LINE が展開する LINEペイなど一部の企業が QR コードを使った決済手段に乗り出しています。
クレジットカード銀行口座に紐づいていたり、アプリに現金でチャージしたりとお金の出所は様々ですが、いずれにしろスマホをかざすだけで一瞬で決済が終わることには変わりはありません。
FeliCa などと違ってお店の方も端末への投資がいらないということで、これまでとは違って早い速度で普及が進んでいます。
しかしながら規格が統一されていなかったり使えるお店が少なかったりして中国に比べてまだまだ遅れていると言わざるを得ません。
そんな中、日本の3メガバンクは、QRコードの規格を統一することで合意しました。
今後は、地方銀行に参加を呼びかけ、日本全体で推進するとのことです。
銀行はフィンテックの波に乗り遅れてはいけないという焦りもあり、意外と早い時期に実現するかもしれません。
お金の流れの中心にいるメガ銀が動き始めたことで、モノやサービスの売り買いに現金を使わないキャッシュレス化が加速しそうです。
楽天ペイを使ってみた
わたしも楽天カードに紐づけられた、楽天ペイというスマートフォンのアプリを使っています。
街での支払いではバーコードを見せるだけで小銭もチャージも不要です。
また楽天カードに紐付いているのであらかじめチャージすることもいりません。
支払いをするだけでポイントも貯まります。
オンラインで使えるサイトも増えているので、楽天の各種サービスとも相性が良いようです。
一度試してみるのもいいのではないでしょうか。
コンビニのレジでごそごそ小銭を探すのは、いかにも高齢者っぽくて格好悪いです。
スマホに示された QR コードを示すだけで一瞬にして決裁が終わるのはスマートですよ。
使った金額については、メールでお知らせが入るので後々何に使ったかわからなくなるという心配はありません。
楽天ペイでの支払い方法
「楽天ペイ(アプリ決済)」は、クレジットカードを登録することで、スマホアプリで簡単に支払いができるサービスです。
利用者は、ローソンなどで商品を購入する際、店員の方に「楽天ペイで支払い」とひと声かけて、スマホアプリに表示されるバーコードをピッと読み取ってもらうことで決済が可能となります。
ファミリーマートでも使える
楽天ペイの使える店舗はどんどん増えつつあります。
代表的なのはローソンですが、2018年12月からファミリーマートでも使えるようになります。
政府のキャッシュレス推進を追い風に、これからますます利用範囲が広がるのは間違いないでしょう。
まとめ
世の中全体がキャッシュレスに向かって進む中、定年退職世代も対応を迫られてます。
スマホにあるバーコード決済はあまりにも簡単すぎて一度使ってみるとやめられません。
銀行がどんどんリストラを進める中で、いずれキャッシュレスの対応を迫られるのは火を見るよりも明らかです。
一歩前に進んで、人生で一番若い今日からキャッシュレスの試みを始めてみるのはいかがでしょうか。