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インデックス投資の肝、平均への回帰を信じてリスク資産のリバランスを

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みなさんこんにちは
安井宏@定年退職FPです。

2018年4月に定年退職した私ですが、退職金で投資を始めた周りの人達を見ていると、秋以降の大幅な相場の下げでがっかりしている人が多いようです。

もちろんインデックス投資をしている私のポートフォリオも、大きく値を下げてるわけですが、心安らかに過ごしております。

そもそも リスクを取りすぎないように、リスク資産の比率を限定していることと、個別株ではなくインデックス投資をしているということが理由です。

インデックス投資では、時間の経過とともに相場が変動し、当初決定した資産配分が変わっていきます。

そこで、定期的にその資産配分の比率を計画どおりに修正する必要がありますが、その資産の再配分をリバランスといいます。

年末年始、時間のあるときに改めて投資を見直し、リスク資産の比率を一定に保つリバランスをしましょう。

 

+++もくじ+++

 

インデックス投資の真価は平均回帰

投資をするにあたりインデックス投資を選んだ人にとっては、リスク資産が上がったり下がったりすること、すなわち「投資対象にリスクがあるということ」は織り込み済みのはずです。

夏はいつまでも暑いのではなく、やがて秋になり冬になって雪が降るのと同様、資本主義の世の中では株価など資産価格は「上がることも下がることもある」というのはごくごく普通にあることです。
資産の価格が上がった時だけ喜び、下がるとおたおたするというのは、そもそも何かが間違っていると思いましょう。
インデックス投資は市場の平均を取ろうということです。

そして市場の平均は、偉大な「平均回帰性」の力によって、長期をならすと必ず成長し価格も上がってきたということです。

言うまでもなく、その理由は世の中にたくさんある株式会社が、収益を上げようと日々頑張っていることです。

世界の景気がいい時も悪い時も、頑張っているその成果が長い目で見ると株主への還元、すなわち株式のプラスのリターンとなって戻ってきます。

一時的な暴落もありますが、時間が経てば平均に回帰するという、「平均回帰の力」を信じ、資本主義の成長を信じて投資を継続していくのが重要です。

 

本を読み先人に学んで不安解消 

平均回帰の力を信じろと言っても、初めて投資をした人、その手法としてインデックス投資を選んだ人にとって、自分の資産がどんどん減っていく局面を見るのはとても辛いことかもしれません。

しかしながら、今回程度の価格下落はこれまでも何度もありましたし、これからも度々起こるでしょう。

それを先人たちがどのようにして乗り切ってきたか、そして乗り切った先に再び利益があがる場面があったということで、彼らがインデックス投資を推奨している理由を学びましょう。

これまで相場の暴落を乗り切ってもなお、インデックス投資を推奨している投資ブロガーなど先人の知恵に学びましょう。
インデックス投資の教科書と言うと「ウォール街のランダム・ウォーカー」など外国の本が定番です。

しかし、日本での下げ局面をどのように乗り切ったかという部分で言うと、日本でインデックス投資ブロガーと言われている人たちが書いている本の方が役に立つでしょう。

例えば、徹底した個人投資家の目線で、暴落を含む15年の投資経験をわかりやすく解説されている水瀬ケンイチさんという有名なブロガーさんの著書「お金は寝かせて増やしなさい」は暴落時の知恵が詰まっています。

あるいは、インデックス投資で資産を築き、アーリーリタイヤされているブロガーのNightWalkerさんの「世界一ラクなお金の増やし方 #インデックス投資はじめました」もおすすめです。

「経験則ですが暴落をやり過ごすことが長期投資の成功要因の8割以上を占めます」など、長い投資経験をもとに今日の下げ局面を予想したような記述があります。

是非これらの本を読んで心を落ち着けましょう。

 

リスクを取りすぎてないかチェック

今回の下げ局面でがっかりしてしまったにしても、初めての経験でそうなったならそんなに問題はありません。

問題はこれまでの一本調子の株価上昇を信じすぎて、リスクを取りすぎていないかどうか、それが問題です。

リスクを取りすぎていないかだけは、好調の時も不調の時も常にチェックしましょう。

本当はリスクを取りすぎていないかのチェックは、好調な時ほど効果がありますが、リバランスをする時に改めてどれぐらいのリスクが自分に適切かよく考えてみましょう。
リスクのとりすぎについては、別記事も書いてます。

 

新年のNISA枠を利用して追加投資

若い人の間には「つみたてNISA」が広く浸透しつつあります。

しかし多くの定年退職者は、それほど積立投資をする時間もなく、通常のNISA(一般NISA)を利用している方が多いと思います。

2019年新年になると、新たに一般NISAの枠120万円を利用することができます。

現在の下げ局面でのリバランスと言うと、リスク資産の購入になる人が大半だと思います。

ぜひ税制上有利なNISAの制度をうまく利用して賢くリスク資産の購入をしましょう。

株価が下がった後にリバランスでリスク資産を買うというのは、「絶好の買い場」でリスク資産を積み増しできるチャンスということです。

 

一度リバランスしたら半年は放置

 新年にリバランスをしたら、株価を見ながら一喜一憂するのをやめましょう。

インデックス投資はそもそも資本主義の力を信じ、平均回帰性を信じることです。

一旦リバランスをしたらせめて半年間ぐらいは放置をしておきましょう。

もし運良く大きく株価が上昇していれば、半年後にはリスク資産を売却しないといけないことになっているかもしれません。

仮にさらに資産価格が下がっていれば、もっと安値でリスク資産を購入するチャンス到来です。

夏頃には再びリバランスをして継続的に投資を続けていきましょう。

 

まとめ

定年退職後の時間は長いです。

資産運用をしていると、今年のような下げ相場は何度も来ます。

それでオタオタするのではなく、いつものことだというふうに達観して資産運用から退場しないことが一番大事です。

最悪の行動は、今回の下げ相場でリスク資産を売却し、そのまま投資から退場してしまうことです。

そうなれば、単にこのこれまでの投資で損をしただけではなく、この先の長い定年後生活にあるインフレリスクに対応出来ないままということになり、最悪の結果を招きます。

インデックス投資を始めれば、定期的にリバランスをして自分が取るべきリスク量をコントロールながら資本主義の力を信じて、心安らかに過ごしましょう。

ぜひ来年も、皆様にとって良い年であることをお祈りします。