みなさんこんにちわ
安井宏@定年退職FPです
この写真は、長野県の安曇野周辺でロードバイクのイベントがあり参加したときのものです。
残雪の残る北アルプスの山並みを見ながら、季節を感じながら風を切って進むロードバイクは爽快そのもので、ゆとりと幸せを感じる瞬間です。
私は50代半ばでロードバイクを始めましたが、ロードバイクは見た目では若く颯爽と走るように思いますが、実は定年退職世代におすすめのスポーツです。
+++目次+++
ロードバイクのメリット
定年世代が楽しむロードバイク
実際のところ私にも多くのロードバイクの仲間がいますが、平均年齢はかなり高く中心になるのは40代から70代といったところです。
ロードバイクは普通の自転車と違い、カーボンなどの非常に軽い素材でできていることもあり、わずかな力で非常に速いスピードで乗ることができ、また長距離にわたって乗ることができるように工夫されています。
定年退職世代のスポーツとして考えると特徴が二つあります。
膝や体に優しいスポーツ
からだに優しいということです、定年退職後にランニングなどを始めるとしても膝への負担が大きく、よく考え準備しないと怪我につながります。
ロードバイクというのは足に衝撃が来ることがなく、ペダルをくるくると回すスポーツなので膝への負担がありません。
長時間の有酸素運動が容易
軽く乗ることができることもあって長時間乗ることができます。
なかなかウォーキングやランニングなどで2時間も3時間も続けるのは難しいですが、ロードバイクの場合3時間乗るのも平気です。
これは座っていることや、下り坂では漕がずに進むことと関係あるかもしれません。
また有酸素運動なのでカロリーが結構消費されます。
週末に少し乗るだけで、2,000カロリー程度は消費されます。
つまりダボついたお腹を気にしているような、定年退職世代にぴったりのスポーツといえます。
年齢を超えた仲間づくり
ロードバイクに一人で乗るのも楽しいのですが、購入したお店のイベントや各地で開催されるイベントに参加することによって仲間ができます。
ロードバイクという一つの趣味を通じて話ができるので、年齢・性別を超えた仲間ができます。
サラリーマン社会の職場仲間と切り離された定年退職世代にとって、利害関係のない友人ができるとても良い機会です。
ロードバイクのデメリット
高価格と派手な服がデメリット
なぜ比較的年齢の高い人達にロードバイクが支持されているのでしょうか。
それは比較的ロードバイクの価格が高いからというところでしょうか。
自転車と言うと1万円以下で売っているものもあるイメージですが、ロードバイクの場合多くの場合20万円以上します。
それと最初抵抗があるのは、あのぴったりして派手派手なロードバイクのウェアです。
ウェアについて言えば地味なウェアもあり、多くの人はそういったところからスタートするのですが、やがて仲間と走るうちに派手なウェアになります。
あのウェアは自転車の事を実によく考えられており、公道を走るので他の車から目立つというのも実は安全なために必要なことなのです。
また長時間走ると自転車の場合お尻が痛くなりますが、ロードバイク用のウェアにはお尻のところにパッドが入っていて、長時間乗ってもお尻が痛くならないように配慮されているいます。
ロードバイクの始め方
専門店での購入がマスト
ロードバイクはネット通販でも売られていますが、実は体に合わせて微調整することが必須ですし、メンテナンスをしっかりしないと安全に乗ることができません。
専門店のほうが割高ですが、それは後々のアフターサービスまで考慮すると納得のできる話です。
定期的にメンテナンスをするためにも専門店での購入が必須です。
わたしはアメリカのTREKというブランドの自転車に乗っており、そのTREKの直営ストアで購入しています。
メカニックも高度な訓練を受けた人たちがいるのに加え、週末の初級ライドイベントなど、様々なイベントもするということで非常に満足しています。
仲間と一緒に走り出そう
多くの場合、ロードバイクを専門店で買えば、練習会などがあることもあり、すぐに仲間ができます。
わたしが自転車を買ったトレック神戸須磨店では週末にサンデーライドと称して 一緒に走るイベントが開かれていて毎回20人近い人たちが走っています。
あのハデハデのウェアにヘルメットとサングラスをしているので、パッと見ではみなさん若いのか若くないのか分かりません(笑)
ロングライドイベントがおすすめ
ロードバイクと言うと様々な競争イベントが有名ですが、定年退職世代には競争でなく、長い距離を楽しみながら走るロングライドイベントに参加することがおすすめです。
春から秋にかけ、全国各地で開催されていますが、ロングライドイベントでは美しい景色を見ながら走ると同時に、あちこちに地元の人たちの手作り食品などが並べられた補給所があって、地元の人たちとの交流を楽しんだりしながら1日楽しめます。
またロングライドイベントには一人で参加している人が結構多く、情報交換をしたり仲間になったりと出会いがたくさんあります。
テレビやイベント観戦を楽しもう
登山やランニングに比べるとマイナースポーツのロードバイクですが、テレビでも紹介されています。
わたしがよく見ているものはNHK のチャリダーという番組で、プロ手前の人から初心者までいろんな人が参加し各地のイベントなどの紹介などもされています。
さらにロードバイクにはまってしまうと、世界最大のスポーツイベントであるツールドフランスが中継されています。
自転車競技もさることながら、フランス各地を回るのでテレビを見ながらフランスを長期間かけて旅行しているような気分になれます。
フランスといえばツールドフランスの参加選手たちが年に一回日本にやって来るイベントがあります。
さいたまクリテリウムというイベントで世界最高の選手達が日本で走る姿を見れますし関連グッズの販売などもあり1日楽しめるイベントです。
まとめ
ロードバイクは派手派手な見た目とは違い定年退職世代にぴったりのスポーツです。
スポーツとしてみれば膝に負担がないこと、長時間乗れて有酸素運動を長く続けることでダイエットに最適です。
また旅行の楽しみ、スポーツ観戦の楽しみや仲間が増えることなのメリットがあります。
少し費用はかかりますが、思い切ってトライしてみてはいかがでしょうか。
わたしはキャンピングカーにロードバイクを積み込んで、日本中あちこちを走ってます、いつかあなたとすれ違う日が来るといいですね。