みなさんこんにちわ
安井宏@定年退職FPです。
一日に5杯はコーヒーを飲む珈琲好きのわたしですが、以前はペーパーフィルター式のコーヒーメーカーを使っていたものが、エスプレッソの流行に引きづられて、デロンギからネスプレッソへとマシンを変えてきました。
定年退職で自宅滞在時間が伸びたのと、もともと音の大きいネスプレッソのマシンが4年半も使って調子が悪くなり、更に騒音を発するようになったため、今般ふたたびドリップ式に戻すことにしました。
最適なコーヒーマシンを求めて、あれこれ比較検討して探し当てたのが、UCCのドリップポッドという一杯抽出コーヒーマシンでした。
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エスプレッソからドリップ式へ回帰
ブルーボトルコーヒーが日本へ来た影響でしょうか、最近はハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れるドリップ式のコーヒーがよく話題になります。
もともと日本でインスタントでない、本格的コーヒーはネルドリップなど、ドリップ式だったものが、スターバックスなどの影響でエスプレッソばやりになっていました。
ただスターバックスも最初はラテなどが珍しかったのですが、最近のスターバックスの商品を見るとコーヒーというよりもデザートのような商品が多くなってきて、本来のコーヒー好きの私からはちょっと満足度が下がってきています。
実際コーヒーショップの満足度の調査を見てもスターバックスよりも値段帯の低いドトールコーヒーの方が上位に来るようになっています。
一時の珍しさがなくなってしまうと、やはり濃いエスプレッソよりも柔らかくて香りを楽しめるドリップコーヒーの方がいいのではないかと思い、今回のドリップポットの決定となりました。
開封の儀
今回マシンは、AmazonのPrimeDayに合わせて3000円クーポンを利用して購入しました。
早速家に届いたので開封してみましたが、印象は普通の家電みたい(笑)
最近のAppleなどのおしゃれな箱に慣れていたので、ちょっと拍子抜けですが、説明書やクイックガイドなど、必要なものはキチンと揃っていて、良くも悪くも日本品質でした。
コストの比較
気になるコストですが、一杯ずつ淹れるコーヒーマシンの場合、マシン代・電気代・水・ポッド(カプセル)がコストですが、ほとんどポッド(カプセル)の値段の違いが全体のコストを決めています。
マシン自体ももちろん価格差がありますが、各社ともポッド(カプセル)で儲けるビジネスモデルのようで、マシンは格安だったりキャンペーンで配布したりしています。
マシンの価格比較は難しいので、ポッド(カプセル)を比較すると、UCCのコストパフォーマンスの良さが光ります。
ネスプレッソは、一部に並行輸入品などがあるものの、直販でカプセルを売るのが基本なので最安の普及品クラスでも75.6円(税抜き)です。
一方、UCCはAmazonなんかでもたくさん売っており、競争が働くためか様々な詰め合わせ販売なども行われていますし、キャンペーンや定期おトク便も利用できます。
私は今回Amazonの定期おトク便を利用したので、普及品クラスで49.4円と圧倒的に安いです。
コーヒーをよく飲む我が家では、一か月のカプセル代が1万円程度かかっていたので、UCCに変えたことでかなりのコストダウンができそうです。
ネスプレッソの良かった点
インテリアになるデザイン
ネスレが提供するネスプレッソは、名前の通り濃厚なエスプレッソを手軽に楽しめるのはもちろんですが、なんといってもおしゃれです。
ジョージ・クルーニーを起用したCMなどで、洗練されたイメージを醸し出しており、マシンもおしゃれです。
コーヒーマシン自体がインスタ映えを意識しているようで、家電というよりインテリアの一部にもなるくらい洗練されています。
またカプセルのデザインなども実用的な解説が色々書いてある UCC に比べて、色で区分していてガラスの器に入れているとまるでアクセサリーを飾っているような感じがします。
普通の家電であるUCCでは追従できないレベルのデザイン力は、さすが世界のネスレです。
エスプレッソマシンの完成形
エスプレッソコーヒーを淹れるマシンという視点で見ると、ネスプレッソは本当に良く出来ています。
たまに家に来た友人に言わすと「もうこれがあればスタバはいらない」というぐらい本格的なエスプレッソコーヒーが飲めます。
エスプレッソの特徴であるクレマ(表面に浮かぶクリームのような泡)がコーヒーの味をまろやかにして、口の中で香りを長持ちさせてくれるのですが、自宅でこれが簡単にできるのは驚異的です。
以前デロンギを使ってた時は多少のテクニックが必要で、それが難しかったのですがネスプレッソであれば何も考えずにボタンを押すだけでプロが淹れたような綺麗なクレマができます。
UCCにしてよかった点
馴染みのコーヒー銘柄が揃う
「モカ&キリマンジャロ」「ハワイコナブレンド」「ブルーマウンテンブレンド」など珈琲専門店などで馴染みのあるコーヒーの名前が並びます。
UCCは言うまでもなく国内大手コーヒー会社なので、世界中から集めた豆を持っており、喫茶店で楽しめるような味が自宅で楽しめます。
一方のネスプレッソは「ローマ」とか「カプリチオ」だとかお洒落な名前はついているものの、名前を聞いただけでは味が想像できません。
この名前を聞いただけで味が想像できるのがUCC の強みでしょう。
生活を邪魔しない静音設計
ネスプレッソは音がうるさいのが欠点でした、高い気圧で抽出するというエスプレッソマシンの性質上仕方がないのですが、CMではわかりませんが赤ちゃんが起きてしまうほどの音を立ててしまいます。
一方ドリップ式はお湯がポタポタと落ちるだけなので、それほど音がしません。
そもそもの方式が違うの比較はフェアではないですが、家の中で静かに暮らしたい人にとっては大きな差かもしれません。
まとめ
色々メリット・デメリットを書いてきましたがネスプレッソもUCCのドリップポッドも手間を掛けずに美味しいコーヒーが飲めるという家庭用のコーヒーマシンとしては十二分に合格水準にあります。
コーヒーの美味しさ自体はカフェと全く遜色がないレベルです。
あとはエスプレッソコーヒーが好きなのか、ドリップコーヒーが好きなのかというのが一番大きな分かれ目だと思います。
とはいえ、コストには大きな差があるので定年退職世代の私としては、見栄を張るよりコーヒーを飲みながら読書で静かな時間を過ごしたいということで、しばらく UCCのドリップポッドを使ってみるつもりです。