みなさんこんにちは
安井宏@定年退職FPです。
私はテレビを視聴するにあたり、全チャンネル自動で録画して、後から見たい番組だけを見る全録生活をしています。
この度利用していた機器が故障し、修理費が高いので機器を更新してしまいました。
一時故障で使えなかったときに、改めて全録機のない生活は考えられないと実感した次第です。
+++もくじ+++
1. 全録とは
東芝ではタイムシフトマシンという言い方をしていますが、あらかじめ特定の番組を予約してみるのではなく、全チャンネルを自動で録画させておく視聴方法です。
後でSNSで話題になったり、たまたま見てその前編を見たくなったり、気になった地域を特集してる番組を探したり、過去の番組表から選んでみるテレビの見方を全録生活といます。
当然ですが今の機器ですから、コマーシャルを飛ばすのは当たり前、倍速で見たり先送りしたりで効率よく見ることができます。
通常のTVのように番組の始める時間に合わせてテレビの前に集合して視聴するのとは別次元の、効率よく良質の動画コンテンツを見るという体験ができます。
2. テレビ番組にこだわる理由
YouTubeをはじめ、動画のコンテンツはネット上にも非常にたくさんあります。
しかしながらテレビのコンテンツというのは圧倒的にクオリティーが高く、放送倫理やなどの審査の仕組みをあり非常に高品質です。
また、BBCなど海外からの優良な番組を輸入して放送していることなどもあり、一定の時間に目の前を流れるだけの垂れ流しコンテンツにしておくのはもったいなすぎます。
YouTubeなどは面白い番組はもちろんありますが、たくさんの人に見てもらい、その再生回数によって収入が得られる仕組みのため、どうしても極端な内容のもの、真偽が定かでないものがたくさん溢れています。
その点、テレビ番組はしっかりチェックされているので安心して見ることができます。
3. 通常のテレビ視聴の問題点
テレビのコンテンツが優れているとはいえ、お茶の間で時間が来たらテレビの前に座るという、昭和のやり方はあまりにも効率が悪いです。
それだけの時間を拘束され、コマーシャルも強制的に見せられるのは今の時代にふさわしくありません
そこで登場したのがDVDやブルーレイレコーダーで、予め録画予約して見るのであれば、コマーシャルを飛ばしたり倍速など時短で見ることができます。
また番組の中で見たいシーンだけを選んで見たり、見かけの番組を冒頭にさかのぼって見るなどの機能も活用できます。
しかしながら、あらかじめどの番組を選ぶかなど手間がかかります。
また実際の話、テレビの放送が終わった後、SNSなどで盛り上がっている情報を見てから録画しておけばよかったと後悔することも結構あります。
こういった問題をすべて解決してくれるのが全録機なのです。
4. 全録生活、わたしの例
今回私が買った東芝REGZA M3009は、以前私が使っていたM4008の廉価版です。
廉価版といっても録画できる時間が短いだけで、それ以外の機能は遜色ありません。
全録機選びで一番重要な、割り当て可能なチャンネル数は7チャンネルですが、私の場合一つを通常録画用にしているので6つのチャンネルを自由に割り当てて自動的にまるごと録画することができます。
私の場合は、BS1チャンネル、地デジ5チャンネルを自動的に録画しています。
一旦設定してしまえば、後はほったらかしで特にすることがありまん。
録画容量が満杯になれば古いものから消えていくので、長く残したいものがあればハードディスクやブルーレイに保存する必要があります。
家に帰って、まず今日の最新ニュースを見ようと思ったとして、過去番組表で最新時点のニュースを検索すれば、冒頭から見ることができます。
あるいはテレビをつけた時、たまたま面白い番組をやっていたとしましょう。
でももう番組の後半に差し掛かっていたとすれば、もう一度過去番組表に戻り、頭から改めて見ることができます。
あるいは番組が気に入れば、先週のこの番組を改めて見ることが出来ます。
こんな便利な使い方を覚えてしまうと、もう元のようなテレビ視聴スタイルには戻れません。
5. 全録生活の問題点
(1) 重要なのはチャンネル数
こんな便利な全録生活なんですが、最大の問題はコストです。
最近のブルーレイ・DVDプレーヤーなどは様々な機能が提供されていて値段も下がっています。
しかし全録機は、やはりかなりの出費を伴います。
重要なのはチャンネル数なのでチューナーがたくさんついているほうが良く、東芝だけでなく各社から同様のものは出ていますが高いものだと20万円弱という結構な出費になってしまいます。
今回、私が買ったREGZA M3006はその点ではかなりコスパが良かったと思います。
6万円程度で入手が出来、基本的な機能は十分です。
お金に余裕があれば、なるべく大容量の内蔵HDDを搭載した製品を選ぶほうが良いですが、録画する画質を落とすことで録画時間を伸ばす方法もあるので、優先順位は低いでしょう。
もちろん最近のプレイヤーなので、スマホから予約ができたり、過去に録画したものを検索したりいろんなことができます。
全録プレイヤーを選ぶとき、考慮すべき要素は3つだけです。
録画できるチャンネル数とHDD容量とコストです。
それ以外におまけの機能はそれぞれ各社色々ありますが、あってもなくてもいいようなものだと思っています。
(2) DMR-M3006を選定した理由
今回私は、比較的手頃な以下の3製品を比較し、M3006を選びましたが、決め手はやはりコスパでした。
パナソニック 全自動ディーガ「DMR-2X200」
6チャンネル、HDD容量 2TB
7チャンネル、HDD容量 4TB
7チャンネル、HDD容量 3TB
実は一番欲しかったのは、4Kチューナー内蔵でハイビジョン放送 最大8ch×28日間をぜんぶ自動録画できるというHDD容量 10TBの パナソニック 全自動ディーガ「DMR-4X1000」でしたが、あまりにも高いので候補から外しました。
(3) 伏兵D-M210に焦った
とても良い買い物をしたと安心していたら、東芝から「手持ちテレビを“全録マシン”にするハードディスク」D-M210なるものが発売され、一瞬失敗したかと焦りました。
ただ、スペックをよく見るとHDD容量が小さくBDドライブがありません。
全録機では、録画容量が満杯になれば古いものから消えていくので、長く残したいものはブルーレイなどに保存する必要があり、これがないのはちょっと不便です。
6チャンネル、HDD容量 2TB
上記スペックで11月20日より発売、価格はオープンプライスで、店頭予想価格は約5.4万円前後とのことなので、現時点ではやはりDBR-M3009に軍配が上がります。
しかし今後、時間とともに値段が下がるでしょうから、全録機を購入検討されている方は、価格をよく比較して購入されるのが良いでしょう。
まとめ
全録生活は、わたしがあこがれている、ちきりんさんの日記で知ったものです。
今回自分の機器が故障したことを契機に、いかに全録生活のありがたみを毎日得ていたか改めて身にしみました。
新聞でテレビ番組表などを見て、毎日録画する番組を決めてるような人がいれば、是非この全録機導入をお勧めします。
私の場合、結構早く壊れてしまったのですが、通常であれば5-6年はもつ機器ですから、初期投資が大きいとはいえ十分ペイするものだと思っています。