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65歳男は金婚式を迎えられるのか

みなさんこんにちは

先日PrimeVideoで「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」という映画を見たんですが、剛力彩芽さんが可愛く面白い映画でした。

その中で熟年離婚寸前の倦怠期の夫婦が様々な経緯を経て、盛大に金婚式をする場面が出てきました。

金婚式といえば結婚から50年、様々な苦労や軋轢を重ねながらもなんとか離婚もせずにたどり着いたということで結婚のゴールとも言えるイベントです。

現在65歳になったばかりの私ですが、果たして妻と金婚式を迎えられるのか、迎えられる確率はどんなものかちょっと計算してみたら83%の確率という結果が出ました。

+++もくじ+++

 

1.金婚式を迎えるためには

金婚式を迎えるためには、前提として夫も妻も生存している、この世の中に生き残っていないといけません。

結婚50年と言うと相当な歳ですから男女共にお亡くなりになる人が増えているはずです。

自分の場合どうなるかっていうのはもちろん神様しか本当のことは分かりません。

ただ、統計的に「平均的にはこれぐらい生きているだろう」という確率を簡単に計算できる便利なものがあるので、計算してみたら実に面白かったので紹介します。

 

2.簡易生命表とは

厚生労働省が毎年発表している簡易生命表というのがあります。

最新のものは、2022年7月に発表された令和3年簡易生命表です。

簡易生命表というのは、国の政策の基本となる人口についての大変重要な統計で、各年齢の人が1年以内に死亡する確率や、平均してあと何年生きられるかという期待値などを、死亡率や平均余命などの指標によって表したものです。

指標は、男女別に各年齢の人口と死亡数を基にして計算されており、有名な平均寿命は0歳の平均余命のことです。

平均寿命は年々伸びており、世界トップクラスであることは多くの人がご存知だと思います。

主な国の平均寿命の推移

出典:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life21/dl/life18-15.pdf

なお、「簡易」生命表と名前がついてますが内容が劣るわけではありません。毎年出すのが簡易で、国勢調査にもとづき5年毎に出すのが完全生命表というわけです。

 

3.簡易生命表で生存確率を計算

(1)意外と簡単、簡易生命表の見方

簡易生命表は一見とっつきにくいデータの集まりですが、なかなか面白いデータ満載なのですが、その中に男女別年齢別の死亡率というのがあります。

 簡易生命表の一部

これを見ると、一年以内に死んでしまって次の誕生日を迎えられない確率が死亡率という欄を見ればわかります。

例えば65歳男性の場合の死亡率は、あくまで統計的にはですが、0.01009です。
そして死亡率が分かれば、1から死亡率を引けば生き残りの確率(生存率)が分かります。

  生残率=1-死亡率

65歳男性の場合は 1-0.01009=0.98991です。およそ99%ぐらいの確率で65歳の男は66歳を無事迎えられるだろうということになります。

次に、無事に生き残った66歳の男性の生存率を同様に死亡率から計算すると0.978882 となります。

同じように67歳68歳....とそれぞれ計算ができます。

65歳の男性の場合1年生き残って66歳、さらに1年生き残って67歳ということですから、それぞれの生存率を掛け合わせていくと何年後にどの程度の確率で生き残っているかというのが分かります。

妻と夫をそれぞれ計算し、掛け合わせると両者がともに生存している確率が計算できます。

(2)私の場合の結果

私のケースをご紹介すると、昭和56年に結婚したので西暦で言うと1981年です。

金婚式は結婚から50周年というと西暦2031年、その時の私の年齢は74歳、妻は70歳です。

先程の生存率をどんどん掛け合わせていって73歳の時さらに一年残る生残率を最後にかけて行くと0.867773の確率で私は74歳まで生き残っているだろうということがわかります。

同様に妻についても計算します、3歳年下の妻も同じようなものかなと思ってデータを見るとなんとビックリ。女は長生きします。

計算過程は同じなので省略しますが62歳女である私の妻が金婚式の時には70歳ということでその時点で生き残ってる確率は0.957403。

なんと私より10ポイント近く違って女はすごいなあ(笑)と思います。

そんな話は別として、私が生き残っている確率と妻が生き残ってる確率を掛け合わせると0.83

つまり私と妻が無事に金婚式を迎える、その前提として共にこの世に生き残っている確率は平均的には83%だということです。

83%これを高いと見るか低いと見るかはわかりませんが、私達夫婦と同じ境遇の夫婦100組がいれば、17組は金婚式を迎える前に片方または両方が亡くなるということですから、けっこう起こりうる事だなというのが私の感想です。

夫婦ともに元気でいるというのは空気のように感じますが、決して当たり前ではないという数字を前に、改めて妻と過ごす時間を大事にしないといけないなと思った次第です。

4.計算してみての感想

(1)残された時間は少ない

中学レベルの簡単な計算なので、もし興味のある方は自分の状況に合わせて計算してみたらいかがでしょうか。パートナーのことを改めて見つめてみること間違いありません。

定年後の最大の関心事は「健康」といいますが、たとえ健康に気をつけてもいつまでも生きていられるわけではありません。

むしろ共に生きていることに感謝して、二人で充実した時間を過ごすほうが大切だと思います。

(2)やっぱり女性は長生き

わたしがこの計算をするのに、死亡率などをデータを見ているのですが、作業しながら気がついたのは、本当に女性は長生きするなということでした。

日本の年金制度が女性に非常に手厚くなっているのも納得の結果でした。

まとめ

定年後も元気なあなたにとって、パートナーがいつもいるのが当たり前になっていませんか。

ちょっとした遊びの計算ですが、やってみたら残された時間は結構少ないぞと気がつき日々をより大切に過ごすようになるかもしれません。