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定年退職世代が、プロの金融機関に負けない唯一の方法

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安井宏@定年退職ブログです。

あなたの大切なお金を、「お金のプロに任せる」なんか素敵な魔法の言葉に聞こえませんか?

金融機関のサラリーマンは給料も高く、学歴などを考えてもとても優秀な人達だと思います。

 

もちろんそれは全く否定しません、それは彼らはしっかりと稼ぐためにプロとしての仕事をしているからです。

彼らは確かにプロ、それでお金を生み生活していますが、あなたにお金をもたらすプロではありません。

あなたにリスクを負わせて、そのリターンから自分のリスクなしで上前をはねるプロであることを、しっかり頭に入れましょう。

 

投資とか資産運用とか言うと、とても難しく素人には手に負えないように思います。

特に、これまであまり株などに手を出してこなかった定年退職世代については、ハードルが高いように思われます。

 

その点、銀行では優しく相談に乗ってくれるし、しかもお金のプロが高度な知識や人工知能を駆使して運用してくれる。と言われるとついつい頼ってしまうかもしれません。

でも金融機関のお誘いの言葉は、蛾を引き寄せる誘蛾灯のようなものです。

相談に行ったその先には手数料の高い金融商品を売ろうと、虎視眈々と待ち構えている人たちがいます。

【プロ1】

金融機関のプロにもいろんな人がいますが、まず思い浮かべるのは投資信託を運用したり金融機関の自己資金でトレードをする運用のプロたちでしょう。ファンドマネージャーとかトレーダーなどのかっこいい名前が付いています。

 

投資のバイブルである、ウォール街のランダムウォーカーを始め、良質な資産運用の本を読まれた方はどなたでも知っていると思いますが、投資のプロが運用するアクティブファンドは市場の平均を買ってるだけのインデックスファンドにほとんどの場合負けています。

現代の株式市場は、インサイダー取引など厳しく制限されていて、持っている情報は皆同じということになっています。

そうなると売買を激しくして手数料がかさむもの、あるいはファンドマネージャーが様々な調査をして人件費がかさむものなど、コストの分だけ成績が悪くなるということです。

【プロ2】

もうひとつの金融のプロは、証券会社などで専門知識を持ちながらあなたの相手をしてくれる人です。

資産運用の世界で、プロに任せることとして、よくあるのは対面営業している証券会社の営業マンに任せる方法です。

証券会社は次々と新しい商品を買ったり売ったり買ったりを繰り返してもらえれば手数料が入るので、とにかく売買をさせようとします。

金融庁が問題にしている投資信託の回転売買などはその典型です。

あなたの相手をするのは本当の意味で投資に詳しいプロではありません。

本当の意味で個人に有利と思われる、つみたてNISAなどが金融機関では積極的におすすめされてないのは周知の事実です。結局のところプロの金融機関というのはあなたから手数料を巻き上げるプロです。

対面営業をする金融機関に近づかず、ネットの証券会社を使うことで、こういった人たちとのお付き合いをせずに済みます。

【プロ3】

最近新たなプロが出てきました。ネット証券がやっている様々なサービスでロボットアドバイザーなどがそうです

今や AI 人工知能が大流行りです。

新聞を見ていても人工知能について書かれない日はありません。

例えば人工知能が将来の仕事を奪うだとか、人工知能が人間の何百倍も早く判断をするだとかです。

ロボットアドバイザーはそういう AI を高度に利用した商品ということで、人間が判断するまでもなく適切な売買をしてもらえると、ついつい期待してしまいます。

 

わたしは本業の仕事で人工知能にも多少は関わっているのですが、人工知能を利用した何々と言われてる商品の大半は人工知能とは名ばかりで、これまでの商品に上薬を塗ったようなものです。

 

将来はわかりませんが現時点でロボットアドバイザーの手数料は高いため、自動的に売買してそのコストがかさむのに、さらにロボットアドバイザーに顧問料を払うようなもので、コストだけが増えていく懸念があります。

自分で少しだけ勉強してインデックスファンドで運用するの方が、はるかにコストが安く結果的に収益が上がることが期待できます。

自分で理解できないものには手を出すな、という資産運用の鉄則はここでも生きています。

そもそも、今の証券取引の大半はプロがロボットを使った超高速取引でやっています。

そんな世界に素人がロボットを使って参入しても勝てるとはとても思えません。

インデックスファンドを使って市場の平均を取りに行く方が賢明です 。

まとめ 対抗策

それでは定年退職世代は、プロの金融機関の前にどうしようもない弱者なんでしょうか?

蛇に睨まれた蛙だったらもうバタバタしても仕方がありません。

でも安心して下さい。

金融機関は様々な規制に縛られています、 コンプライアンスや説明責任も課されていて自由になんでもできるわけではありません。

こちらから近づいていかなければ金融機関のプロに負けることは決してありません

さらに資産運用の成績でもプロの金融機関に負けません、 彼らは四半期決算や説明責任、コンプライアンスなどにガチガチに縛られています。

一方 、わたしたち定年退職世代など個人投資家が、有り余る時間を使って自分の裁量で資金運用できるというのはプロの金融機関には絶対できないのです。

あるいは10年物個人向け国債など、プロの金融機関が買いたくても買えない個人向けに優遇された商品などもあります 。

自分の頭で考えること。それがプロの金融機関に負けない唯一の方法です。

 

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