わくわく定年退職ライフ

ちょっとのお金の知識で豊かなシニアライフ

お金は人生の終わりが近づくと、どんどん無価値になる

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こんにちわ、安井宏@定年退職ブログです。

少しお金の知識のある人なら、今日の10,000円と来年の10,000円が価値が違うのは理解できるでしょう。

では、20歳の10,000円と、80歳の10,000円は価値が違いますが、その理由は理解できるでしょうか。

なんとなく理解できるけど、よくわからないという人は、次の問題に置き換えてください。

間もなく死ぬ人にとっての10,000円と、あと60年生きる人の10,000円の価値の違いです。

言うまでもなく、間もなく死ぬ人にとって価値のあるのは、家族の優しい声かけなどお金で買えないもので、お金はもう要りません

つまり、お金は人生の終わりが近づくと、どんどん無価値になるのです。

 

+++もくじ+++

  

若くて元気な人こそお金が生きる

わたしは、ファイナンシャルプランナーなのでキャッシュフロー表には馴染みがあるのですが、老後の生活を語る際に違和感があるのは、老後の生活費を「ゆとりある暮らしは34.9万円」と決めつけること。

もちろん根拠のある数字なので、それ自体は問題ないのですが、定年直後の60歳も、人生の終りが近い時期も、同じ生活費が必要というところに違和感を感じてしまいます。

お金の価値は、それを他のモノやサービスに交換できるところにあります、しかし交換が必要、交換したいという意志が働く前提として人間の欲望があります。

若いときは、欲しいもの、したいコトが多すぎてお金はいくらあっても足りません。

しかし、年齢を重ねると欲が低下すると言われています。

欲しい(交換したい)モノがなくなればお金はあなたにとって無価値になります。

どんな人も、いつかは必ず死ぬわけですが、死の直前になってものが買いたい人はいないでしょう。

では、金融機関やお金の専門家が危機感を煽るときに言われる「老後破産」はどうなるのでしょう。

 

意外に老後はなんとかなる

定年退職後の世帯では、収入の基本は公的年金です。

公的年金・恩給を受給している高齢者世帯における公的年金・恩給の総所得に占める割合別世帯数の構成割合

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  出典:平成30年版高齢社会白書 

公的年金は、言うまでもなく死ぬまでもらえます。つまり収入は死ぬまで続き、よく金融機関が危機感を煽るときに使う「老後破産」は、極めてレアな事例であることがわかります。

上の図を見ると、かなりの世帯が公的年金だけ(100%)で暮らしている、暮らせているのです。

厚生年金に入っていて定年退職したサラリーマンが「老後破産」はありえないことです。

つまり、意外に老後はなんとかなるのです。

 

「死ぬまでに金は使い切る」は不可能

多くの人が、「死ぬまでに金は使い切る」「葬式代だけ残して生きている間に全部使う」と口で言いながら、多くはお金を残して亡くなります

それは、死ぬ時点で資産ゼロというところに、ピンポイント着地を目指すからで、いつまで生きるかわからないので実現困難なことです。

しかし実際には、資産ゼロの下には、年金+セーフティネットがあるのを意識していないのです。

資産ゼロになっても2ヶ月に一度年金は入ってきますし、それでも足りなくなれば社会保障という名のセーフティネットがあります。お金を残高で考えるとゼロはありえないのです。

 

まとめ

定年後に、金融資産を取り崩しながら生活すると、徐々に金融資産の残高が減り不安になると思います。

でも、実際は仮に金融資産残高が減っても変わらなくても、あなたにとってのお金の価値は、あなたの余命とともにゼロに近づいていくのです。

つまり、お金を「残高」ではなく「価値」で考えると、どんな人でも歳とともにゼロになっていくわけです。

定年退職世代の皆さん、お金を有効利用できる、生きたお金を使える期間は短いです。

定年後はゆっくりでなく、大急ぎでお金も使って人生を充実させましょう。

わくわく定年退職ライフの安井宏でした。 

 

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