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定年退職者の視点で楽天 VT を考える

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資産運用においては、コストが非常に重要であり、また 米国市場のみならず世界中の市場に幅広く分散していることが重要ということで、これまで主な投資対象にしてきたのはアメリカに上場されているVTと言われる、バンガード・トータル・ワールド・ストックETFでした。

 

しかしながらアメリカの株ということで、 外国税額控除など、取扱に若干ややこしいところがありました。

 

これまで資産を増やすステージの時は、良い商品だと思いましたが、自分が定年退職世代になり、万一の時に残された人の使い勝手が悪いのは問題だということをおもいはじめました。

それから積立の時代ではなく、これからは少しずつ取り崩すという定年退職後ステージに入ることを考えれば、ETF のような大きなロットより、少しずつでも取り崩せる、投資信託での方が良いのではないかというふうに考え始めていたところです。

 

そんな中、 楽天グループとバンガードが提携しバンガードの ETF に少しだけ信託報酬を乗せる形で、楽天・全世界株式インデックス・ファンドという投資信託として売り出されることになりました。

楽天VTは、言うまでもなくVTを原資産として、それを日本で買いやすい投資信託の形にしたものです。

当然のことながらコストは元々の VT よりわずかながらではありますが 増加し、その反面使い勝手が良くなっているのが特徴です。

 

中身としては、全世界に分散と言いつつ先進国が中心なので、新興国の成長を取り込むというよりも、安定した先進国市場で運用するという、定年退職世代ということを考えれば文句のない資産構成だと思います。

 

投資信託については、証券会社がおすすめする商品ではなく、自分で選ぶべきと言いつつも、なかなかそれを選ぶ選定眼がないので、主にインデックス投資家ブロガーと言われている人たちの評判を参考に選んできました。

特に投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Yearと言われるイベントで選ばれるのはインデックス投資家の人たちが、選びに選んだ商品ということで、非常に良い商品が並んでいます。

 

そんな中、楽天 VTが投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017の第1位となりました。これはいよいよ本家 VT から乗り換えるしかないなというふうに決断のスイッチを入れました。

さらに、平成30年度税制改正の中で、外国の資産に投資する投資信託の二重課税が解消されるという情報が入ってきました。

 

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                       金融庁:平成30年度税制改正

これまで公募投資信託等が海外の資産に投資している場合は、ファンドへの配当金や利息などの支払いの際、原則として外国で源泉徴収が行われました。

株式等に直接投資してる場合は徴収された外国税額は確定申告を行うことで外国税額控除を適用できるものの、これまで公募投資信託等については外国税額控除を適用する仕組みがなかったため、二重課税になっていたものが、この改正後は公募投資信託等が支払った外国税額は、投資家への収益分配金への支払いの際に、その源泉所得税の額から控除できるようにする調整措置が講じられることになりました。

 

この改正は、平成32年1月 1日以降に支払われる公募投資信託等の収益分配金等に適用されることにはなりますが 、今後とも将来にわたって資産を少しずつ取り崩す運用をすることを考えれば、楽天 VT というのはとても良い商品ではないかと思う次第です。

 

teinen.hateblo.jp