わくわく定年退職ライフ

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リスクという言葉について考える

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お金の話をすると、リスクを取るか取らないかという話にすぐなります。

 

リスクを取らない人たちは、虎の子の金融資産が元本割れするのを恐れていると言い換えてもいいのかもしれません。

一方でハイリスクハイリターンという言葉もよく知られています。

 

金融のプロでもない私たちが、そういう使い方をするのは何の問題もないんですが、少しだけ資産運用について勉強をしようと思われると、リスクについてもう1度定義を確かめて見るのも有益です。

 

金融の世界では、リスクとは損をすることだけではなく、得をすることも含めた、価格の変動の激しさのことです

 

よくニュースでは、値動きのしやすさをボラティリティという言い方もしますが、株にしろ債券にしろ値段が上下する、激しく動く、あるいは少ししか動かない、そう言ったことをリスクということで表現をしています。

 

統計の世界では、標準偏差と言った言葉がありますが、どの程度上下するのか、平均に比べてどの程度の確率でどの程度の範囲を動くかということを、標準偏差といった指標で表しています。

 

株式など伝統的な金融資産には、長期にわたり蓄積された膨大なデータがあります。

資産運用する時に過去のデータを基に、どの程度の変動があるかというのを見積もることは重要で、金融の世界は豊富な過去データとそれを解析する理論があり、それを組み合わせてポートフォリオを計算するのが正しいやり方と言われています。

 

データは自分で作成しなくとも、ネット上でデータを探せたり、これを使ったポートフォリオのリスクを計算できたりします。

ファンドの海は、その中でもオススメサイトです。

guide.fund-no-umi.com

例えば、日本の株式は平均的には期待できるとする期待リターンが4.80%で、リスクが22.15とかの数字があります。

意味としては、4.80+22.15=26.95%から、4.80-22.15=-17.35%、別の言い方をすると、100万円分の日本株を買った場合、一年後には平均的には104.8万円になることが期待でき、変動も126.95万円から82.65万円の間で収まる確率が約68%だと期待できるということです。

 

もちろん、基本的には確率で表される世界で、一定の割り切りがあり、滅多に起きないことを、平均値プラスマイナス2(または3)標準偏差とかで表します。

 

つまり統計的に滅多に起きないことを、起きないことと割り切って行動しているのが資産運用の世界です。

とはいえ絶対起きないわけではなく、白鳥は白いという常識を覆した黒い白鳥になぞらえてブラックスワンなどという事もあります。

 

2008年のリーマン・ショックなどは、「100年に一度」と言われる程の変動で、最大損失と思われていた2標準偏差以上の大暴落でした。

確率で考えている以上、絶対はないのは留意する必要があるかもしれません。

 

本ブログでは、これ以上詳しくは解説しませんが、「リスクがあるから資産運用はちょっと」という友人に、リスクの定義のうんちくを述べるのも楽しいかもしれません。

 

定年退職世代の資産運用は、ぎちぎち計算するより、原則だけ知って大きくハズレない、だまされないようにするのが肝要と思います。

 

teinen.hateblo.jp
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