わくわく定年退職ライフ

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国家財政から外貨資産比率を考えよう

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本屋に行けば、日本国の財政破綻を予言するような本が結構な勢いで売れています、それもそうでしょう日本の財政状態は非常に悪く GDP に占める国の借金国債残高は先進国の中でも飛びぬけて高くなっています 。

 

国家の破産というのは、世界的に見ると度々起きており、ギリシャ・アルゼンチン・ロシアなど、どの例を見ても結局のところ高齢者が犠牲になっている例が多いことがわかります。

 

しかも、黒田日銀のじゃぶじゃぶの金融緩和が続いており、出口戦略すら立てられないような状況になっています。

今のところ市場は落ち着いていて、むしろデフレ脱却の方が心配で、ハイパーインフレなどを心配する声は少ないですが、リスクがある以上、犠牲者候補の私たち定年退職世代も少なくともリスクを認識すべきですし、対処をする心構えをしておくのが重要でしょう。

 

国家が財政破綻すると、起こることは大体決まっています。強烈な通貨安とハイパーインフレです。ギリシャの場合は通貨がユーロだったため特殊な状況になりましたが、アルゼンチンや戦後の日本など他の例を見ると、通貨安とインフレーションが同時に来るのはほぼ間違いないと思います。

 

橘玲さんの著書、「国家破産はこわくない」に、スタバのカフモカが3800円になる話が描かれたますが、そんな状況が絶対来ないと言い切れるでしょうか。

 これについてはいろんな議論がなされ、最近ではJPモルガンの国会議員、藤巻健史さんが国会で日銀総裁を追求したりといったことも始めています。あるいは財務省OB の論客の方が、もうすでに財政再建は完了しているというような極端な主張をしたりもしています。

 

国家財政のデータにもアクセスできる訳でもなく、それほど知識のない私に本当の正解なとわかりませんが、対処法については 実は簡単です。

一定の割合を日本円以外で持つことです。日本円以外と言っても仮想通貨や、いわゆる高金利通貨と言われてるようなメキシコ・トルコ・南アの通貨を持つんではなく、ここは世界の基軸通貨であるドルで十分だと思います。

 

私は定年退職した世代の資産運用は、GPIFの資産配分などを参考に、国内株式・海外株などに分散して持つのが良いと思っていますが、もし財政破綻のリスクを強く意識するなら、思い切って外貨資産の大幅に増やすのもいいかもしれません

 

実は定年退職世代の人達は、退職金を始めとする手元の金融資産以外に、将来の年金という今は手元にはない金融資産を持っています。

 

細かく言うと将来の年金給付を、現時点価値に割り引いたもので、年金のマクロ経済スライドなどがある中、金利を含めて計算方法によって金額は若干異なりますが、自分の「ねんきん定期便」を眺めて、死亡するまでの年数を考えると、かなり大きな金額であることは容易に想像できると思います。

言うまでもなく、年金給付は円建てです。

そう考えるとあなたが本当の意味で運用しようとする資産は、手元にある金融資産だけではなく将来の年金給付も一緒に考えてみるのも悪くないかもしれません。

 

そうすると円資産に大きく傾いていることが簡単に理解できるでしょう。

 

ファイナンシャルプランナーは手堅い人が多いので、国家破綻まで考えて資産配分を提案する人はいないでしょうが、もしあなたが日本の巨大な借金を不安に思うのであれば、通常の外貨資産比率よりも大幅にドル建て資産を増やしてみるのも一つの考え方かもしれません。

 

もちろん日本で暮らしていて、「消費は円でするのでドルは必要がない」という言い方をする方もいらっしゃいます。

一定の理解はできますきますが、日本人が消費するガソリンにしろ食パンの原料になる小麦にしろ、外国から入ってきてることを忘れてはいけません。

先ほどの橘玲さんの著書の「スタバのラテ3800円」がその一例です。

将来についてあまり悲観的なことを考えたくありませんが、財政破綻をほんの少しだけ意識するのも一つの考え方だと思います。

 

 

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